妊娠超初期に起こる45の症状で妊娠の有無をチェック!
早く妊娠したい人にとって妊娠の超初期症状は気になりますよね?
ただ、妊娠超初期症状と生理前の症状、どちらも似た症状で見分けが付きにくいですよね。
そこで、生理前の症状との見分けをするために、妊娠超初期に起こりやすい45の症状をまとめてご紹介します。
色々な角度からご自身の症状を判断する材料にしてみて下さい。
1.胸が張る・痛い
妊娠していなくても生理予定日の2週間ほど前から胸の痛みを感じる人がいます。
ただ、生理開始予定日を過ぎても胸が張り続けているなら、それは妊娠超初期症状の可能性があります。
実は妊娠をすると卵胞ホルモンであるエストロゲンの分泌量が増やされます。
これが原因で、胸の張りや痛みが引き起こされるのです。
胸全体がずしっと重たい感じ、胸を触ると痛いといった経験をされる方が多いようです。
2.下腹部痛
妊娠超初期に起こる下腹部痛は、受精卵が着床し、子宮が大きくなり始めることで、子宮の周囲にある内蔵や骨などが圧迫され引き起こされる痛みが考えられます。
痛み方や違和感の例をいくつかご紹介します。
「チクチクとした軽い痛み」
「ズーンとした腰回りの鈍い痛み」
「お腹を押されるような圧迫感」
「太もも付近に引っ張られる感覚がある」
このような感覚を経験される方が多いようです。
3.おりものに変化
おりものの変化の理由は、女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンの分泌量の変化にあります。
個人差がありますが、妊娠するとこれら女性ホルモンの分泌量が明らかに変化しますので、通常時と比べておりものに違いが出ることが多いようです。
「色が黄色っぽくなった」
「いつもよりベタッとしたおりものが大量に出た」
「いつもより粘度が高く、糸を引いて伸びるくらい粘ついている」
という風に、通常の生理前に出るおりものとはまた違った変化を感じる人も多くいます。
4.頭痛
妊婦さんの中には、妊娠超初期に普段から偏頭痛もちでないのに頭痛を感じたという人もいます。
この頭痛の原因にもプロゲステロンというホルモンが関係しています。
プロゲステロンには子宮へ送られる血液の循環を良くするという働きがあります。
一方で、血管を広げる作用も併せて持っています。
脳の血管が拡張すると周辺神経が圧迫され、その結果、血液が脈打つ度に神経がズキンズキンと痛むのです。
これが妊娠にともなう頭痛の原因の1つとされています。
5.激しい眠気
妊娠すると分泌量が増えるプロゲステロンというホルモンには、妊婦さんを守るために、体を落ち着かせ安静を保つ作用があります。
これが、いわゆる妊娠超初期症状の猛烈な眠気の原因と言われています。
そのため、まだ妊娠に気づいていない段階で、いつもとは比べ物にならないレベルでの眠気に襲われる方がいらっしゃいます。
6.出血がある
生理の予定日前に出血がある方もいらっしゃいます。これは着床出血と考えられます。生理との違いは、その色と量です。
着床出血の場合、その出血量は生理時と比べてごくわずかです。色も生理時とちょっと違い、淡いピンク色や薄い茶色をしていることが多いようです。出血をチェックした時にトイレットペーパーにかすかに付着する感じの方が多いようです。
7.腰痛
妊娠をするとリラキシンというホルモンの分泌が増えてきます。
このリラキシンは赤ちゃんをスムーズに生むために、骨盤の靭帯を緩ませる作用があります。
このホルモンの作用で骨盤の靭帯が緩むと、腰回りを支えきれなくなり、その結果腰痛が引き起こされるようです。
8.基礎体温が高い
妊娠すると、基礎体温は高い状態を維持するようになります。
いわゆる高温期です。
身体がいつもより熱くて、その異変に気づき「妊娠したかもしれない!」と感じる方もいらっしゃるようです。
9.吐き気
妊娠超初期にはホルモンバランスが通常と異なることから、吐き気を伴うことがあります。
「いつも決まった食べ物以外は気持ち悪くて受け付けない」、「ずっと胃のあたりがもたれている」など、胃の不調を訴える方は多いようです。
10.寒気がする
妊娠超初期はホルモンの分泌により、体温が上昇します。
自分の体温が暑いと、外気との温度差が生じますので、そのことから寒気を感じる方がいらっしゃいます。
背筋がゾワゾワっとしたり、手足の指先が冷たくなるなどの症状は妊娠超初期症状の可能性があります。
11.下痢をする
妊娠によってホルモンバランスが崩れることで自律神経が乱れ、その結果下痢になる方もいらっしゃいます。
また、妊娠に伴って分泌量が増えるプロゲステロンには、腸の動きを弱める働きもあり、そのにより下痢を引き起こしてしまうこともあるようです。
12.トイレが近くなる
妊娠すると、赤ちゃんのベッドとなる「子宮」は赤ちゃんの成長と共にぐんぐんと大きくなっていきます。
そのため、大きくなった子宮に膀胱が圧迫され、尿意をもよおしやすくなり、お手洗いに行く頻度や回数が増加する傾向にあります。
その他、妊娠すると体内の水分の循環が良くなり、腎臓機能が活発になることも、頻尿の原因の1つとして考えられます。
13.匂いに敏感になる
妊娠すると、母体と赤ちゃんを守るために、身体にとって悪いものを排除する機能が活発になります。
例えば、嗅覚が鋭くなることも、危険を察知するためと考えられます。
嗅覚が鋭くなることで、いつもは特に気にならなかった匂いに敏感になる妊婦さんもいらっしゃるようです。
14.唾液が増える
妊娠すると自律神経が乱れがちになります。そうなると、副腎皮質ホルモンが刺激されて唾液が増えることがあります。
つわりの1種である、「よだれつわり」の始まりである可能性もあります。「よだれがたくさん出て飲み込むのも辛い」と感じる方もいらっしゃるようです。
15.乳首が敏感になる
妊娠超初期症状の1つ胸の張りと併せて、乳首の周辺がチクチクと痛みんだり、突然かゆくなったりする方もいるようです。
また、下着とこすれ、着脱の際にヒリヒリと痛む場合もあります。
16.足のつけ根が痛くなる
妊娠超初期に多くなる、リラキシンというホルモンの分泌により腰回りの靭帯が緩みやすくなります。
このことで、足のつけ根が痛くなったり、引っ張られるような感覚を経験される方がいらっしゃるようです。
17.歯が痛む
虫歯でもないのに歯が痛む場合、妊娠性歯痛と呼ばれる症状の可能性があります。
妊娠によりホルモンバランスが大きく変化することで神経が過敏に反応してしまう現象であることが考えられます。
18.寝汗
プロゲストロンというホルモンが増加すると、その影響で寝汗を掻きやすくなると言われています。
また、妊娠すると体温が高くなるため、汗が出やすくなることも原因の1つと考えられます。
19.めまいがする
妊娠すると子宮の周りに血液が集まるため、脳への血液供給量が減ることでめまいが引き起こされることがあるようです。
また、ホルモンバランスが急激に変化することによって自律神経が乱れることも1つの要因と考えられます。
20.だるさを感じる
妊娠すると母体を守るために、できるだけ身体を無理させないように、ホルモンからの指令が出ます。
それにより、だるさを感じる方は多いようです。
21.イライラする
妊娠すると、ホルモンバランスが乱れがちになります。
そのため、訳もなくイライラしてしまう、涙もろくなったり、少しのことで傷つきやすくなったりします。
いつも以上に感情の起伏が激しいのは妊娠超初期症状の1つかもしれません。
22.お酒が飲めなくなる
今まで大好きだったお酒が急に受け付けられなくなる方もいらっしゃるようです。
これは、妊娠による味覚や嗅覚の変化が原因の1つと考えられます。
23.ニキビができる
ホルモンバランスが崩れることで、皮脂がいつもより多く分泌されるようになり、その結果ニキビに悩まされることがあるようです。
妊娠週数で4週頃に出来る人が多いようです。
ちょうど「妊娠したのでは?」と思い始めるころに出来始めるので妊娠ニキビなどと呼ばれることもあります。
24.胃が痛い
ホルモンバランスが崩れることで自律神経も乱れます。
自律神経が乱れると、胃液の分泌量が減ったり、過剰に分泌されたりしますので、結果胃が痛くなることがあります。
また妊娠超初期には黄体ホルモンの分泌量が増えます。
黄体ホルモンは胃腸の働きに影響を与えることがありますので、その影響で胃痛が出る場合があります。
25.熱っぽい
妊娠すると、黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌が増え基礎体温が高い状態を維持します。
黄体ホルモンが分泌される黄体期には、体温が0.3~0.5℃程度上昇します。
これは子宮に多量の血液を集め、着床しやすくするためです。
基礎体温を測っていない方は、それを熱があると捉えてしまう場合があります。
よく「風邪だと思っていたら、実は妊娠していた!」という声を聞きますが、それはこの熱っぽさが原因のようですね。
26.汗がたくさん出る
妊娠すると体温が高くなりますので、その影響で汗を掻きやすくなります。
また母乳が作られるようになるため、乳腺が発達します。
乳腺周辺の血流がよくなり体温が下がりづらくなるため、脇の下に汗を掻きやすくなります。
27.胸が大きくなる
母乳の準備のため乳腺が発達するため、通常時より1サイズ2サイズ胸のサイズが大きくなる方がいます。
冒頭でご紹介した、「胸が張る・痛い」のと似ていますが、胸自体のサイズが大きくなってきたとお感じの方は、妊娠超初期に現れる現象の1つの可能性もあります。
28.喉がかわきやすくなる
汗をかきやすくなったり、つわり症状が出ている場合は、体内の水分が少なくなりがちです。
そのせいで、喉がかわきやすいという症状を経験される方もいらっしゃいます。
また、妊娠すると黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌量が増えます。
黄体ホルモンには子宮内膜を厚くし、水分を蓄えさせる働きがあります。
そのため脳から水分補給をするように指令が出ると考えられます。
29.便秘になる
子宮が大きくなることで腸が圧迫され、その結果便秘に悩まされる方もいらっしゃるようです。
その兆候が妊娠超初期に現れる可能性も否定できません。
妊娠超初期の便秘の原因として考えられるのが、黄体ホルモンの分泌量の増加です。
黄体ホルモンには大腸の蠕動運動(ぜんどう)を抑制する働きがあるため、便秘に繋がると考えられます。
30.ゲップがよく出る
妊娠すると分泌量が増える黄体ホルモンには胃腸の動きを弱める作用があり、腸内に食べ物が残りやすくなります。
その結果それらがガスとなり、入り込んだ空気などと共にゲップとして現れやすくなるようです。
場合によっては胃酸が逆流し胃痛や胸やけを引き起こすこともあります。
またゲップはつわりの症状としても出ることがあります。
31.酸っぱいものが食べたくなる
これはつわりの症状の1つと考えられます。
いつもは特に酸っぱいものが好きではないのに、オレンジジュースや酢昆布、梅干しなどを食べたくなる方が増えるようです。
口の中をサッパリしたいという無意識の反応だと考えられます。
また母体の本能として妊娠を継続するために必要なビタミンを欲しているとも考えられます。
32.食の好みが変化する
酸っぱいものばかり欲しくなる症状と似ていますが、妊娠すると特定のものばかり食べたくなったりします。
逆に、今まで好きではなかったものが大好きになるなど、食の好みが変化する妊婦さんは多いようです。
そして中には、日によって好みが変わったという体験談を寄せる人もいます。
いずれにしても、母体にとって必要な栄養素を確保するための自然な反応だと考えられます。
33.鼻水がよく出る
妊娠超初期の症状として「風邪を引いた」と勘違いしたという体験談は非常に多いです。
妊娠すると自律神経が乱れがちになります。
自律神経が乱れると鼻の粘膜が過敏になり、刺激に反応しやすくなって鼻水が出やすくなるようです。
こと鼻水に関しては妊娠性鼻炎と呼ばれ、割とポピュラーな症状の1つです。
またホルモンバランスの乱れから、花粉症やアレルギーの症状も通常時よりも悪化しやすくなります。
34.口内炎ができる
体内のホルモンバランスが崩れることにより、口内炎が多発する妊婦さんがいらっしゃるようです。
口の裏側を始め、舌にも出来ることがあります。
複数の口内炎を同時に発症している場合は特に、ビタミンB群や葉酸の不足の可能性があります。
35.上の子が教えてくれる
ちょっとスピリチュアルな話題になりますが、経産婦さんの話によると、上のお子さんが「お腹に赤ちゃん来た!」と言ったり、やたら甘えるようになったなどの話があります。
実際に、上のお子さんの言動により、妊娠に気づいたという方も多くいらっしゃるようです。
36.赤ちゃんが出来る夢を見る
赤ちゃんがお腹にいる夢を見て、その後に妊娠に気づく方もいらっしゃるようです。
これは、潜在意識の影響でご自身の妊娠に気が付いている可能性があるのかもしれません。
寝ている間は潜在意識が活発に働きかけるため、夢となってあなたに教えてくれているのかもしれませんね。
37.おならが出やすくなる
自立神経が乱れることで、腸の動きが活発になったり鈍くなったりします。
また便秘になりやすくなるため、おならが増えるケースがあります。
腸内の蠕動運動が弱り、老廃物の代謝が悪くなることで以前より臭いが強くなることもあります。
おならが臭くなるのも妊娠超初期症状の1つと言えるでしょう。
38.情緒不安定になる
プロゲステロンというホルモンが大量に分泌される妊娠超初期は、情緒不安定になる妊婦さんが多いようです。
妊娠すると赤ちゃんの成長のために鉄分が必要となります。
そのために鉄分不足を引き起こしてしまい、イライラしたり、急に悲しくなったり不安になったりします。
いわゆるマタニティーブルーと呼ばれるものです。
39.疲れやすい
妊娠すると体温が高くなることでエネルギーを消費しやすくなります。
そして妊婦さんの身体は出産に備えてエネルギーを蓄えようとします。このようにエネルギーを消費しつつ蓄えようと身体が頑張るため、疲れやすくなるようです。
40.脇が痛い
脇の下にある副乳が原因の場合があります。
妊娠してホルモンの分泌量が増えると乳腺が張るため、脇の下の副乳が刺激され、脇に痛みを感じる方がいらっしゃいます。
乳腺炎や乳がんの可能性を疑う人もいるぐらいです。
41.喉が痛い
妊娠すると、風邪と似た症状を経験される方は少なくありません。
喉が痛くなることも、これの1つと考えられます。
妊娠するとのどの粘膜が過敏になり、喉の奥に違和感を感じやすくなります。
また、妊娠初期は赤ちゃんを守るための母体の変化の影響で免疫力が低下しやすくなります。
そのため実際に風邪を引いている可能性もあります。
42.食欲がすごい
赤ちゃんの成長のためにいつもよりも食欲が増します。
食べづわりの一種とも考えられます。
赤ちゃんの成長に必要な栄養素や赤ちゃんを守るための脂肪を蓄えようとするためだと言われています。
43.立ちくらみがする
妊娠すると赤ちゃんのために体内の血液量が大きく増えます。
しかし血液量は増えますが赤血球などの増加が追いつかないために貧血になりがちです。
そのことが原因で、立ちくらみを経験される方がいらっしゃいます。
44.髪の毛がパサつく、コシがなくなる
妊娠するとホルモンバランスが崩れがちになります。
そうすると頭皮や髪までデリケートになるので、髪の毛がパサついたり、コシがなくなったりする方がいます。
また中には髪の毛の抜け毛が増える方もいます。
45.足や顔がむくむ
妊娠すると黄体ホルモンの影響で体に水分をため込もうとするようになります。
その結果むくみを引き起こしやすくなると考えられます。
また妊娠すると母体は常に血液が多い状態になります。
ただ、血液の成分のほとんどは水分なので、その水分が皮下脂肪に溜まることによってむくみを引き起こしやすくなります。
まとめ
妊娠超初期に見られる可能性のある症状を45つまとめてご紹介しました。
上記でご紹介したように、頭痛がしがちだったり、気になる出血が起きたり、足の付け根が痛くなったりと、「最近ちょっと様子がおかしい、もしかしてこれって妊娠超初期症状なのかも?」と気になっている方は是非参考にしてみてくださいね!