妊娠中の辛いつわりを軽くしたい!おすすめ対処方法22+1個
妊娠してすぐにはじまる悪阻(つわり)。
そもそも、つわりとは妊娠中、特に妊娠初期に起きる現象で、食欲不振や吐き気、胃がむかむかしたり身体がだるくなったりする不調全般のことを言います。
一番症状が出やすいのが妊娠6週から11週頃です。
そんな辛いつわりを軽くするための方法を22個まとめてご紹介します。
1.1日の始まりを慎重に!急に体を起こさない
朝、目が覚めて1日を始めるその時からつわりとの付き合いがはじまります。
急に身体を起こしたりすると気分が悪くなったりします。
慎重に身体を起こすとともに、出来れば朝一で口に出来るような食べ物を枕元に置いて寝ると良いでしょう。
起き抜けに気持ちが悪くなる人は胃に食べ物が入るとつわりが軽くなりやすいです。
2.朝起きたら1杯の水を飲む
つわりの解消効果は人によって個人差が大きいもの。
朝起きたらまずコップ1杯の水やポカリスエットなどを飲むことでつわりが軽くなったという声が多いようです。
ただ、悪化するようなら無理には摂らない方が良いでしょう。
3.つわりが起きた原因を検証!次からは回避する
思い返すとつわりが悪化するのには一定の原因があったりします。
例えば、お気に入りで使っていた香水の香りがきっかけで気持ち悪くなったり、料理のために食材を切っているときに食材の匂いで気持ち悪くなったり。
旦那さんの加齢臭がつわりを誘発していたり。
そういったきっかけを思い出し、徹底的に回避することでつわりを置きづらくすることが出来ます。
あなたが気持ち悪くなったシチュエーションはどんなことでしたか?
4.ストレスを解消する
妊娠中は多くの不安が押し寄せてきます。
流産しないかな?出産って痛くないのかな?お金がかかるんじゃないかな?
こういった不安がストレスになりつわりを悪化させる原因に。
気分転換にお出かけしたり、負担にならない程度の趣味に没頭したりとストレス解消はつわり解消の大きな味方になります。
参考記事:妊娠初期の流産に兆候が?!4つの症状と注意点まとめ
5.身体を横にする
妊娠初期のつわりの場合、辛くなったら横になるのが一番。
ただ、人によって楽な体勢は違いますので、ベストなポジションを見つけてみてください。
このとき胃液が逆流する感じがあるとつわりが悪化しますので、その場合は身体を起こして、背もたれなどに寄りかかり身体を休めます。
(特に、妊娠後期は胃酸が逆流しやすいので、後期つわりがひどい場合はこの方法はあまりおススメできません。)
また、食べてすぐに横になるのも逆につわりを悪化させる場合があります。
食べてすぐ横になるのはなるべく避けた方が良いでしょう。
6.血糖値を下げない
血糖値が下がるとつわりが悪化しやすくなります。
パンやおにぎりなど炭水化物をちょこちょこと食べることで血糖値を高めつわりを軽くすることが出来ます。
低血糖の症状としては以下のようなものがあります。
■ 低血糖の主な症状
・疲労感(十分眠っていたとしても) ・モヤモヤ感
・甘いものやカフェインへの渇望
→脳がブドウ糖を燃料としているため、燃料である糖の不足が症状を招く・頭痛(特に朝や夕方) ・めまい、軽い頭痛(食事を遅らせたり抜いたりしたとき) ・理由もないイラつきや神経質
・異常な発汗 →アドレナリンが低血糖状態に反応して血糖値を上げようとする時に肝臓に発する信号がきっかけとなる
妊娠中の低血糖は、妊娠と同時に分泌量が多くなる女性ホルモン「エストロゲン」の影響で、血中の糖の濃度をコントロールする「インシュリン」という物質の分泌量が減るのが原因だと言われています。ちょこちょこ食べである程度回避できますが、逆に食べ過ぎることで体重の増加を気にする人もいます。ただ、極端でなければ問題にならないのでほとんどの人は気にしすぎる心配はないでしょう。
7.好きなものを食べる
赤ちゃんの栄養素を考えるあまり無理して嫌いなものを食べる人もいるようです。
ただ、無理して嫌いなものを食べるとつわりが悪化する原因になりやすいです。
赤ちゃんには、母体より優先して栄養素が送られるようになっていますので、相当偏らない限り好きなものを食べるようにしても特に大きな問題はないでしょう。
それよりも、無理ない食事をすることで妊娠中のつわりを乗り切りましょう。
栄養のバランスが心配な方は、妊娠初期から葉酸サプリの摂取をおすすめします。
葉酸サプリには葉酸以外にも妊婦さんにとって不足しがちな栄養素が多く含まれているので効果的です。
8.つわりがひどくてもちょっと食べる
食べづわりや吐きづわりなど、妊娠して初めて自分の症状が分かるもの。
妊娠して急に食べられなくなり、ちょっと食べただけでも吐いてしまう人もいます。
そうなると最悪、点滴で栄養補給をせざるを得なくなったりします。
そのような吐きづわりではない限りは、しっかりと食事を摂り栄養素を補給して赤ちゃんを育てる必要があります。
とは言え、つわりの症状があってなかなか通常の食事は出来ないというのであれば、パンをちょっとずつ食べるなど、いわゆる『ちょこちょこ食べ』をすることでつわりを継電することが出来ます。
9.胃に負担をかけない食事を心がける
つわりの最中には油っぽい食事が苦手になる人が多いようです。
そもそも妊娠中、特につわり中は、酸っぱいものが食べたくなったり辛いものが食べたくなったり、好みが激変しやすいです。
その中でも辛いものを食べすぎたりするのはあまりよくありません。
辛い食事や食物繊維の多い食事などは胃に負担をかけてしまいます。
そうすると、つわり悪化の原因になったりします。
胃に負担をかけるような食事の前には牛乳を飲むなどして胃を落ち着かせるのも良い方法かもしれません。
10.温かい料理は避け、冷ましてから食べる
なぜか、温かい料理は気持ち悪くなりすいもの。
つわりがひどい場合は冷ましてから食べると気持ち悪さを軽減できます。アイスなどを食べることでつわりを軽くできたという声もあります。
身体を冷やすから良くないという声もありますがちょっとならそこまで気にする必要はないでしょう。
11.自分が食べられる物を手元に届くところに常備する
妊娠すると食べ物の好き嫌いが激変します。今まで好きだったものが食べられなくなったりします。
また、数日前は食べられたのに今は食べられなくなるということも。
今食べられる、食べたいものを手元に届くところに常備して気持ち悪くなったらすぐに食べられるようにしておくことで、精神的にも安心します。
12.葉酸サプリを上手に活用する
何も食べられないような辛いつわりを経験すると、「赤ちゃんのために何か食べなければ」と考え自分にストレスを与えてしまいがち。
また、妊娠初期は特に葉酸と言う栄養素が重要だと言われているから食事で葉酸を摂ろうと思いがち。
ただ、そう考えると余計にプレッシューになり焦ってしまいつわりを悪化させる原因にもなりかねません。そのような場合は葉酸サプリを有効に活用しましょう。
妊娠初期に必要な葉酸はもちろん、カルシウムや鉄分など妊婦さん必須の栄養素がバランスよく摂れるようになっています。
あくまで補助的な役目のサプリメントですが、メンタルケアに貢献してくれると言えます。
13.生姜を入れた紅茶(ハチミツ入り)を飲む
つわり向けの漢方にも利用される生姜(しょうが)を上手く使うことでつわりを緩和できます。
おすすめは紅茶に生姜を入れて飲む方法。出来ればハチミツも入れることで飲みやすくさっぱりとした美味しい紅茶が出来上がります。
ハチミツには殺菌効果もあるので風邪などを予防する効果も期待できます。
赤ちゃんはハチミツを摂ってはいけないと言われていますが妊婦さんは特には問題ありません。
14.身体を冷やさない
身体が冷えて老廃物や毒素が溜まるとつわりが悪化しやすくなります。
というのもつわりはそういった毒素などを赤ちゃんに行かないようにするために起きる現象だからです。
血行を改善して冷えを改善することでつわりも軽くなります。冬場は特に足や手など末端から冷えは始まります。
足などの血行不良を改善をするとつわりが軽くなると言われています。
入浴時に足の指先のマッサージを入念にすることで冷えを解消できます。
旦那さんの協力を仰げるときは、足指のマッサージをしてもらい血行促進し、冷えを予防するようにしましょう。
また、夏場でも身体の冷えには注意しましょう。
妊婦さんは夏場でも靴下必須です!
15.お風呂は無理して湯船につからない
身体を冷やさないように湯船につかるのが本当は良いですが、気持ち悪い状況で入ると余計に気持ち悪さが悪化したりします。
お風呂のちょっとしたお湯の匂いや湯気、温かいお湯などがつわりの引き金になったりします。
そのような時は無理して湯船には浸からずにシャワーで済ませても良いでしょう。
16.家事は計画的に!旦那さんにも手伝ってもらう
身体の調子が悪い時に家事をこなすのは大変です。旦那さんにも協力してもらい、計画的に家事をこなすようにしたいもの。
特に、料理の際の食材の匂いはつわりを誘発しますから、簡単な料理でも旦那さんに協力してもらいましょう。
最低限、包丁で切ってもらうだけでも、つわりを軽く済ませることが出来ます。
17.臭いがあるものを近づけない
香り付きの柔軟剤を使った洗濯や料理、旦那さんの体臭など、生活には様々な臭いが身近に存在します。
そういった香りや臭いがつわりを誘発したりします。一度気持ち悪くなった臭いはその後も同様に気持ち悪くなる可能性が高いです。
覚えておき、そういった臭いを近づけない努力が重要です。
残念ながら旦那さんの体臭がダメになるケースもありますので、正直に言うか、ごまかすか、どうにかしてそういった臭いを嗅がないようにしたいものです。
18.手首にある内関(ないかん)というツボを押す
出典:http://www.pixy.cx/
手の平と手首の付け根に何本かシワがあると思います。
手の平側の所にあるシワから身体側に指を2本置いた時に、身体側の真ん中の部分に内関(ないかん)というツボがあります。
一般的に、車酔いや船酔いなど気持ち悪さを軽くするのに効果があると言われているツボです。
人によって若干場所が異なるようですので、実際に押してみて一番効くと思う場所を押すようにしてみて下さい。
つわりを軽減する効果が期待できます。
19.車に乗る時はあえて自分で運転をしてみる
一般的に妊娠中は急な眠気があるので車の運転は避けるように言われています。
とはいえ、調子が良く眠気がこなそうな時は、あえて自分で運転をしてみるとつわりを軽くするのに効果があったりします。
というのも、何かに集中している状況だとつわりが出にくいからです。
運転と言うのは色々な状況を瞬時に判断するなど集中力が要求されます。
ですので、助手席に乗るよりは自分で運転ハンドルを握ることで集中し車酔いなどでつわりが悪化するリスクを減らせると言えます。
あくまで、急な眠気が来ない自信がある時ですので、不安があるならハンドルを握らない方が良いでしょう。
また、同じように集中した状況下でつわりの軽減効果が期待できるので、何か集中できるような趣味などに没頭するのも良いかもしれませんね。
20.身体を締め付ける服装を避ける
身体を締め付けるような服装は不快感を生むばかりでなく、血行不良を引き起こし、つわりを悪化させる原因になります。
お仕事などでやむを得ない場合以外は、出来るだけリラックスできる、ゆったりとした服装を心がけましょう。
自宅にいるときはブラジャーも外してノーブラがリラックスできて良いかもしれません。
また骨盤ケアのためのトコちゃんベルトなども無理して付けてつわりを悪化させるようなら外した方が良いでしょう。
21.気分転換に外の空気を吸う
妊娠中は自宅にこもりがち。とは言え、ちょっとした臭いでも気持ち悪くなったりしがちです。
お部屋の寒気をしたり空気清浄器を導入するなどして空気を綺麗にすることは可能です。
ただ、たまには気分転換をして外出して外の空気を吸うのが良いでしょう。
ネガティブになりがちな気持ちを前向きにしたり、ストレス解消にもなります。
22.炭酸水を飲む
これは、実際に体験したことなのですが、炭酸水を飲むとつわりが軽くなる感じがしました。
妊娠中は特に水分を意識して多めに摂らないといけません。
ただ、なかなか気持ち悪くて水分を口にできない時も多くありました。
そんな時に救世主になったのが炭酸水でした。
今はレモン味やオレンジ味などフレーバー付きのものも多く売られていますが、私の場合は無味の炭酸水が一番合ってました。
飲み終わった後スッキリするので、仕事の合間に飲んでいたのを覚えています。
一方で、一般的な甘い炭酸飲料(コーラやサイダーなど)は想像以上の白砂糖が使われています。
飲みすぎると体重増加の原因になります。
また、白砂糖は体を冷やす作用もあるので、摂りすぎると体を冷やし、血行不良を招き、結果としてつわりを悪化させることに繋がります。
+1 考え方を変え、赤ちゃんが元気な証拠だと割り切る
辛いつわりのせいで妊娠そのものが憎悪の対象になってしまってはお腹の赤ちゃんが可哀そうです。
そこで考え方をちょっと変えてみましょう。
つわりが来るというのはお腹の中の赤ちゃんが元気な証拠です。
実際、つわりが来るたびにお腹の中の赤ちゃんに思いをはせることで、前向きに気持ちになれます。
まとめ
妊娠中のつわりを少しでも軽減するためにあなたにあった方法を見つけて実践してみて下さい。
ちなみに私は食べづわりなので食べていないと気持ち悪くなってしまうタイプでした。
なのでちょこちょこ食べて気持ち悪くならないようにしていましたね。
辛いつわりも赤ちゃんが元気な証拠だと考えて、前向きにプレママ生活を楽しみましょう!