「立体かたち合わせパズル」は、クロスワードパズルやジクソーパズルよりも広範囲に脳を活性化させる認知症予防・リハビリに最適な木の図形パズルです。
とよだクリニック認知症予防センターが開発し、全国各地の病院や老人施設で採用されています。
「かたち合わせパズル」は、7種類8個の図形ブロックを組み合わせて動物や建物などのかたちを作ります。
ただ、紙の上に図形ブロックを並べて形を作る平面パズルとしてだけでなく、つみきのようにブロックを積み上げてかたちを作る立体パズルとしても使うことができます。
広範囲に脳を活性化し、認知症予防にも、認知症リハビリにも、さらには、脳梗塞のリハビリにも使える「立体かたち合わせパズル」の効果や魅力について御紹介いたします。
※かたち合わせパズルは、特許庁の実用新案取得済みパズルです。
目次
パズルの認知症予防効果
パズルの認知症予防効果については、数年前にカナダのトロント大学が行った調査研究、さらには、最近、イギリスで行われた調査でも「効果あり」と報告されています。
認知症を予防する方法として、パズルによる脳トレーニング以外に、食事と運動があります。
トロント大学が行った調査研究によると、食事や運動は、人によって効果にバラツキが出るそうです。
ですが、パズルによる脳トレーニングは、食事や運動と違い、パズルに取り組んた人全員の認知機能が改善したと報告しています。
また、パズルに取り組む頻度が多い人ほど、認知機能の低下を防ぐことができるとの事です。
つまり、パズルは、取り組みさえすれば、誰でも認知症予防効果が得られる脳トレーニング方法なのです。
脳を広範囲に活性化させるパズルほど、認知症予防効果が高い!
パズルと一口に言っても、様々な種類があります。
例えば、クロスワードパズルのような紙に書かれた問題を解いていくペーパーパズル。
ジグソーパズルやタングラムのようなピースを組み合わせて絵柄や形をつくるブロックパズルがあります。
※立体かたち合わせパズルは、ジグソーパズルと同じブロックパズルになります。
立体かたち合わせパズルと他のパズルとの絶対的な違いは、パズルに取り組んでいる時に活性化されている脳の範囲です。
ちょっと詳しくみていきましょう。
➀クロスワードパズル
クロスワードパズルは、縦横のカギを頼りに、言葉を穴埋めしていきますよね。
クロスワードパズルを解くためには、言葉をひらめく「推察力」と「記憶の想起力」が主に必要とされます。
「推察力」と「記憶の想起力」は、前頭葉(前頭前野)に担当部位があります。
ですので、クロスワードパズルに取り組んでいる時は、前頭葉(前頭前野)が主に活性化しています。
➁ジクソーパズル
ジグソーパズルは、ピースに描かれている絵柄の一部を頼りに、ピースを組み合わせて絵柄を完成させますね。
ジグソーパズルを完成させるためには、ピースの形、ピースに描かれている柄が完成させる絵柄のどこの部分なのかを認識する必要があります。
色と形の認識は、頭頂葉に担当部位があります。
ということで、ジグソーパズルに取り組んでいる時は、頭頂葉が主に活性化しています。
さらに、ジグソーパズルは、ピースを組み合わせていきますよね。
手指を動かしているのは、前頭葉(運動野)です。
つまり、ジグソーパズルは、頭頂葉だけでなく、前頭葉の運動野も活性化させるパズルです。
➂立体かたち合わせパズル
立体かたち合わせパズルは、8個のブロックの全部または一部を使います。
そして、つみきのようにブロックを積み上げて、かたちを作ります。
立体かたち合わせで行う作業と使われる脳機能は、
- 問題カードを見て、作るかたちを記憶する(前頭葉ワーキングメモリ、頭頂葉、海馬)
- 8個のブロックをどう組み合わせると良いか考える(前頭葉遂行力、思考力)
- ブロックを手に取り、組み合わせていく(前頭葉運動野)
- 積み上げたブロックが崩れないように注意する(前頭葉注意力、判断力)
- 平面の問題カードから立体的なかたちを作りあげる(頭頂葉空間認識)
となります。
前頭葉だけでなく、頭頂葉も海馬も働いていますね。
しかも、クロスワードパズルよりも、ジグソーパズルよりも、多くの脳機能を使います。
最新の認知症予防研究によれば、より多くの脳機能を使う脳トレーニングは、認知症予防効果が高いことが証明されています。
つまり、立体かたち合わせパズルは、前頭葉と頭頂葉を広範囲に活性化させるパズルであり、認知症予防効果が高いパズルと言えます。
そして、立体かたち合わせパズルの具体的な効果としては、
- あれ、これ、それが少なくなる
- 物忘れが減る
- 段取りが良くなる
- アクセルとブレーキの踏み間違い等、不注意ミスが減る
- 道を間違えたり、迷うことが減る
- 駐車場で車を置いた場所が分からなくなるのが減る
- 車をこすったり、ぶつけたりすることが減る
などがあります。
認知症予防にも、脳梗塞リハビリにもパズルは効果的!
かたち合わせパズルが、広範囲に脳を活性化させるパズルであること、理解して頂けましたでしょうか?
では、なぜ、広範囲に脳を活性化させることが、認知症予防になるのでしょうか?脳梗塞のリハビリになるのでしょうか?
認知症予防に効果的な理由
認知症は、脳ゴミであるβアミロイドが蓄積することで、脳細胞が破壊されていきます。
ただ、βアミロイドの蓄積が始まってから、すぐに認知症を発症するワケではなく、認知症を発症するまでに、20年かかります。
つまり、徐々に、脳細胞が破壊されていった結果、認知症を発症します。
医学が進歩した現在でも、いつβアミロイドが蓄積し始め、脳細胞の破壊がスタートするのかは分かりません。
ですので、認知症予防の原則は、認知症を発症させないことです。
脳細胞の破壊が始まるスタートを止めるのではなく、まだ破壊されていない脳細胞を活性化し、働きを高めて、脳機能の低下を防ぎます。
脳機能の低下を防ぐことができれば、認知症の症状である物忘れや見当識障害(時間や場所があやふやになること)等を防ぐことができます。
つまり、認知症の発症を防ぐことができます。
脳梗塞のリハビリに効果的な理由
脳梗塞は、脳の血管が詰まり、脳細胞が死んでしまう病気です。
ただ、認知症と違い、進行することはありません。
脳梗塞は、部分的に脳細胞が死んでしまっただけ。
脳細胞が時間の経過とともに、徐々に死んでいく認知症とは違います。
そして、症状も、認知症のように、次々と症状が出てくることはありません。
麻痺が起こったり、言語障害が起こったり、計算できなくなったりと、脳梗塞によって死んでしまった脳細胞の働きに関係した脳機能が低下します。
ただ、脳梗塞も、認知症と同じく、死んでしまった脳細胞を蘇えらせる事は、できません。
ですが、生きている脳細胞を刺激し、活性化させることで、脳機能の回復が図れます。
生きている脳細胞が活性化すれば、死んでしまった脳細胞の代わりに働くようにできるのです。
つまり、脳梗塞による後遺症を改善するためには、脳細胞を刺激し、活性化させることが必要なのです。
こんな方にオススメ!
立体かたち合わせパズルは、以下のような方にオススメです。
- すぐ忘れるようになった等、最近、物忘れが増えてきた
- 言葉が出てこず、「あれ、これ、それ」が多くなった
- 同時に2つ以上の事をしようとすると、ミスするようになった
- うっかりミス、不注意ミスが増えてきた
- 人の名前など、なかなか思い出せなくなった
- 車の運転が下手になった
- 道を間違えたり、迷ってしまうことがある
- 脳梗塞の後遺症で、手が思うように動かない。
- 脳梗塞で、利き手が麻痺して動かないので、逆の手が使えるように訓練したい。
など。
認知症予防・リハビリに効果的!立体かたち合わせパズルについて
立体かたち合わせパズルは、7種類8個の木のつみきを組み合わせて、動物や乗り物、建物などのかたちを作っていくパズルです。
*安全性を考慮し、天然のブナ材を使用した無塗装のつみきです。
遊び方は、3通り。
- 平面的にかたちを作る
- 立体的にかたちを作る
- オリジナルの新しいかたちを作る
立体かたち合わせパズルには、8個の木のつみきと30問の問題カードが入っています。
問題カードは、表が問題、裏がヒントになっています。
問題の難易度は、使うつみきの数によって、初級・中級・上級の3段階に分かれています。
かたち合わせパズルの遊び方➀:平面的に「かたち」を作る
平面的にかたちを作る場合は、問題カードを机の上に置いて、かたちをつくります。
2倍の大きさに問題カードをコピーすると、原寸大の問題用紙ができます。
原寸大なので、つみきを問題用紙の上に並べて、かたちを作ることができます。
かたち合わせパズルの遊び方➁:立体的に「かたち」を作る
立体的にかたちを作る場合は、カードケースに問題カードを立てて、かたちを作ります。
つみきが手を放しても、崩れないように「かたち」を作らなければいけません。
平面的に形を作るよりも、難易度が高くなります。
かたち合わせパズルの遊び方➂:オリジナルな「かたち」を作る
問題カードのかたちは、全部出来た!という場合は、問題カードにない新作オリジナルのかたちを作ってみましょう!
新作のかたちを写真に撮って、専用ページに投稿することもできますよ。
立体かたち合わせパズルの商品内容と販売について
販売価格:1セット 3500円(消費税・送料込み)
*配達業者は、日本郵便です。
現在、在庫切れ(つみ木がドイツからの輸入のため、再販時期は不明です)
1:お電話
平日(水曜日は除く)午前9時~10時まで、電話による注文を受け付けます。
電話番号:(0859)33-1712
2:FAX
24時間、注文を受け付けています。
専用の注文用紙に必要事項を記入の上、FAXしてください。
折り返し、注文確認書をFAXにて返送いたします。
パズル注文用FAX用紙
3:インターネット
24時間、注文を受け付けています。
専用の注文フォームより御注文ください。
パズル注文専用フォームへ
◎問い合わせ先
電話:050-3573-1712(担当者IP電話)
(平日9時~17時まで)
*午前中は、業務多忙のため、午後14時~16時がつながりやすいです。
e-mail:toiawase@toyoda-clinic.info
*商品の製造・発送作業は、マスク・手袋を着用して行うなど、徹底した感染予防対策をとり、行っています。
◎つみき7種類8個
材質:天然ブナ材
大きさ:正方形の1辺が3cmの3cm基尺
*天然の木材を使用した無塗装のつみきのため、つみきの色合い、木目などに違いがあります。
*つみき職人が1つ1つ手作業で作っています。
◎問題カード30枚(はがきサイズ)
カードケースに入っています。
カードケースは、立体的に「かたち」をつくる際の、問題カード立てとして御利用ください。
◎遊び方と解答例
全30問
◎初級
1:ハト
2:ニワトリ
3:海中の2匹の魚
4:2羽のカモ
5:うさぎとカメ
6:野鳥と木
◎中級
7:水車
8:山
9:ヘビ
10:家
11:ヨット
12:クジラ
13:リス
14:カニ
15:白鳥
16:犬
17:ピラミッド
18:ラクダ
19:アシカ
20:馬
◎上級
21:富士山
22:テント
23:ネコ
24:きつね
25:シカ
26:階段
27:ブタ
28:教会
29:カバ
30:豪華客船
スマホは、脳の老化を速めるだけでなく、脳の発達にも影響を与える!
スマホは、今や、生活必需品。
子供からお年寄りまで、多くの方が持っています。
メモ代わりにもなるし、電話帳にもなる、知りたい事をすぐに調べる事もできるし、行きたい場所まで導いてくれるナビ機能まである。
とっても便利です!
ですが、スマホは、脳にとっては最悪。
便利な故に、使われる脳機能は限定的となってしまいます。
そして、使わないと筋肉が落ちていくように、脳細胞も使われないと働きが鈍くなっていきます。
つまり、脳の老化が速まってしまうのです。
さらに深刻な事に、脳が発達していく学童期にスマホを1日1時間以上使うと、脳の発達がストップしてしまいます!
そこで、脳を刺激し、発達を再度促す子供向けのパズルも用意しました。
大人用と同じく、前頭葉と頭頂葉を刺激し、発達を促していきます。
「立体ZOOバスル」は、子供さんの脳の発育を促す知育用パズルです。
最近問題となっている学童期にスマホを使う事によって起こる脳の発達遅延にも使用できます。
「立体かたち合わせパズル」と同じように、7種類8個のつみきを組み立てて、動物のかたちを作ります。
*遊び方、商品の仕様は、「立体かたち合わせパズル」と同じです。
販売価格:1セット 3500円(消費税・送料込み)
*注文方法、送料に関しましては、「立体かたち合わせパズル」と同じです。
全30問
◎初級
1:ハト
2:ニワトリ
3:さかな
4:うさぎ
5:おおとかげ
*1、2、3の3問は、「立体かたち合わせパズル」と同じ問題です。
◎中級
6:ヘビ
7:りす
8:はくちょう
9:カニ
10:くじら
11:うま
12:いぬ
13:とり
14:カメ
15:らくだ
16:あしか
17:カモ
18:キリン
19:ラッコ
20:きょうりゅう
21:アルパカ
22:ペンギン
23:ぞう
24:カンガルー
*6,7,8,9,10,11、15,16の8問は、「立体かたち合わせパズル」と同じ問題です。
◎上級
25:きつね
26:シカ
27:カバ
28:ライオン
29:ねこ
30:あひる
*25、26、27の3問は、「立体かたち合わせパズル」と同じ問題です。
幼児期の脳の発達およびスマホが子供の脳に与える影響については、「脳の発達を促す知育パズル「立体ZOOパズル」」をご覧ください。
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