脳トレ本というと、計算ドリルとか漢字ドリルなど、勉強をイメージさせるものが多いですよね。
でも、ドリル形式の脳トレ本は、最初は頑張って取り組んでいても、途中で飽きて止めてしまっていませんか?
脳トレは、継続してこそ効果が出るものなので、途中で止めてしまうと、意味がありません。
毎日、脳トレ問題に取り組む人は、たまにしか取り組まない人よりも、脳年齢が10歳も若い!という研究報告もあります。
また、最新の研究によると、中年期に脳トレを始めた人は、65歳以降に脳トレを始めた人よりも、認知症予備軍である軽度認知障害(MCI)になる危険性が50%も低いそうです。
特に、ストレス、ダハコ、高血圧、糖尿病は、認知症になりやすいリスク因子です。
将来、認知症にならないために、リスク因子を出来るだけ取り除くのは勿論ですが、若い年代から脳トレーニングを行うことも大切です。
そこで、高齢者だけでなく、50代の中年期の方や30代40代の若い方も楽しめるクリニック制作の脳トレ問題を紹介いたします。
どの脳トレ本よりも楽しい!と、デイサービスなどの高齢者施設でも、ご家庭での脳トレーニングでも大人気です!
ぜひ、チャレンジして、ご当地脳トレブックの楽しさを実感してみて下さい!
※紹介している問題は、とよだクリニック認知症予防センター院長自らが問題作成された「日本全国ご当地自慢脳トレブック」から抜粋したものです。
「日本全国ご当地自慢脳トレブック」は、他の脳トレ本と違い、1問1問、院長が効果を考えながら、手作り作成しており、軽度認知障害が改善したケースもあるなど、効果もバッチリです。
関西ABCテレビの朝の情報番組「おはよう朝日です」の人気コーナー「おきたらんど」で、「日本全国ご当地自慢脳トレブック」が紹介されました!
答えは、番組動画で。
※テレビや新聞、会員誌等で使用するオリジナル脳トレ問題の作成依頼については、toiawase@toyoda-clinic.infoまで、御連絡下さい。
目次
中高年に大人気!ご当地脳トレ➀:「ことばのクロスパズル」
北海道・東北地方を代表して、宮城県から1問出題です。
宮城県の名物「牛タン」や「笹かまぼこ」などリストにある名物をマスメに当てはめていくことばのパズルです。
*ことばのクロスパズル:
どこに、どの言葉を配置するとパズルが完成するのかを考えます。
前頭葉の「遂行力」「判断力」「思考力」を鍛えることができ、「アクセルとブレーキの踏み間違い等の不注意ミス」や「1つすると1つ忘れるといったタイプの物忘れ」を減らすことができます。
中高年に大人気!ご当地脳トレ➁:「穴あきしりとり」
関東地方を代表して、群馬県から1問出題です。
群馬県って、あまり知られていない?
そんな群馬県の知られざる特産品を「しりとり」にしてみました!
しりとりは、誰もがしたことがある遊びなので、取り組みやすい脳トレです。
*穴あきしりとり:
しりとりを完成させるために空欄に入れる言葉を考えます。
前頭葉の「ワーキングメモリ」「言語想起力」「言語中枢」を鍛えることができ、「言葉がとっさに出でこず、あれ・これ・それが多くなる」ことを減らすことができます。
中高年に大人気!ご当地脳トレ➂:「間違い探し」
中部地方を代表して、福井県から1問出題です。
福井県と言えば、恐竜!
ということで、恐竜時代を思わせるイラストで、間違い探しです!
間違い探しは、何の知識も入らないので、誰もが楽しめて、おすすめです。
*間違い探し:
2枚のイラストを見比べて、違う部分を探します。
前頭葉の「注意力」「ワーキングメモリ」、頭頂葉の「色・形の認識」を鍛えることができ、「不注意ミス」や「駐車場で車を止めた場所が分からなくなる」「道を間違える、道に迷う」といったことを減らすことができます。
中高年に大人気!ご当地脳トレ➃:「計算問題」
関東地方を代表して、奈良県から1問出題です。
修学旅行の定番「東大寺」と「法隆寺」
大仏さんと聖徳太子さんの名物食べ比べ問題です!
ただの計算問題だと、飽きてしまうのですが、こんな問題にすると、どっちが勝つのか?・・・の勝ちだ!と計算することとは別の楽しみができます。
*計算問題:
前頭葉の「ワーキングメモリ」、側頭葉の「計算力」を鍛えることができ、「財布の中が小銭でいっぱい!」といった事を減らすことができます。
また、側頭葉は、聴覚の中枢ですので、側頭葉を鍛えることにより、聞き間違いを減らすことができます。
中高年に大人気!ご当地脳トレ➄:「なぞ解き」
中国・四国地方を代表して、高知県から1問出題です。
高知県を代表する河川「四万十川」
なぞ解き3問の答えを合わせると、ある言葉になるよ!
なぞ解きは、慣れていないと、ちょっと難しいです。
ですが、最近、テレビで放送されていて、人気があるため、ご当地脳トレブックでも簡単な謎解きをいくつか出題しています。
*なぞ解き:
前頭葉の「思考力」「推理力」「ひらめき力」を鍛えることができます。
中高年に大人気!ご当地脳トレ➅:「めいろ」
九州・沖縄地方を代表して、大分県から1問出題です。
全国屈指の温泉地、大分県別府市。
旅行で訪れたことのある方もおられることでしょうね。
別府温泉「地獄めぐり」を、迷路にしてみました!
鬼に出会わないように、すべての地獄を巡ってね。
間違い探し同様、知識が入らないので、誰もが楽しめて、おすすめです。
*めいろ:
スタートからゴールまでの道のりを考えます。
前頭葉の「遂行力」「判断力」「思考力」を鍛えることができ、「手際や手順が悪く、1つのことをするのに時間がかかる」といった手際の悪さ、段取りの悪さを減らすことができます。
中高年に大人気!ご当地脳トレ:「おまけ」
これは、「日本全国ご当地自慢脳トレブック」の裏表紙です。
ここに描かれているイラストは、本の中で登場している全国の名物、観光地の一部です。
それぞれ、どこの都道府県の名物・観光地か分かりますか?
脳トレ本の著者である豊田先生から皆さんに問題です!
「日本全国ご当地自慢脳トレブック」の目次を見ていただくと、北から順に都道府県が並んでいますが、ところどころ変なところがあります。
例えば、千葉県の次が東京都ではなく、神奈川県になっていたり、東京都の次が新潟県になり、新潟県の次が隣の石川県ではなく、福井県になっていたりと。
何故だかわかりますか?
考えてみて下さい!
答えは、本の中に書いてあります。
脳の老化防止、認知症予防に効果的!
どうでしたか?
面白い!楽しい!と感じて頂けたでしょうか?
普通の脳トレじゃないか!と思った方もおられるかも知れませんね。
確かに、問題だけ見ると、一見、普通の単純な脳トレ問題に見えるかもしれません。
ですが、
- 問題慣れにより脳活性化効果の低下が起こらない
- 記憶力を司どる海馬の細胞を増やす刺激が起こる
- 病院や老人施設でも取り入れられている回想法に自然に取り組める
- 前頭葉は勿論、前頭葉の働きをサポートする頭頂葉も一緒に鍛えることができる
など、知識のある医師が作ったからこそできる目には見えない工夫が施された脳機能の低下を防ぐ、さらには、低下した脳機能を改善させる事を目的とした脳トレ本です。
写真やイラストなどを利用し、昔懐かしい事を思い出すことで、脳を刺激し、活性化を図る方法。
認知症のリハビリとしても、有効とされている。
「日本全国ご当地自慢脳トレブック」で、郷里の懐かしい食べ物や旅行で訪れた思い出の地に出会いながら、効果的に脳を鍛える日本一周脳トレ旅に出かけてみませんか?
※各都道府県の問題については、下記記載の目次をご覧下さい。
こんな方にオススメ!
- すぐ忘れるようになった等、最近、物忘れが増えてきた
- 言葉が出てこず、「あれ、これ、それ」が多くなった
- 同時に2つ以上の事をしようとすると、ミスするようになった
- うっかりミス、不注意ミスが増えてきた
- 人の名前など、なかなか思い出せなくなった
- 車の運転が下手になった
- 道を間違えたり、迷ってしまうことがある
など。
読者の方のレビュー紹介
「日本全国ご当地自慢脳トレブック」を購入された方のレビューの一部を紹介いたします。
Amazonレビュー
オムニ7レビュー
脳トレ本をプレゼントしました。
全国の名物グルメをみては、「これ食べてみたいね」言い、
行ったことの観光地が出ると「あ!ここ昔、お父さんと行ったね」などと
会話しながら、一緒に、脳トレ問題を解いています。
母のお気に入りは、リストにある名物グルメを探す「ことばのかくれんぼ」です。
楽しそうに解いている母を見ていると、こちらも嬉しくなります。
素敵な本をありがとうございました。
◎ご当地脳トレ目次
クリックすると、各章、各都道府県で、どんな問題が出題されているかわかります。
実際の本を見てみよう!
本の取次店が運営しているサイト「e-hon」で、日本全国ご当地自慢脳トレブックの実際の中身の一部を見ることができます。
★日本全国ご当地自慢脳トレブックは、共同通信社でも取り上げられました。
認知症予防は、45歳から!
中高年に大人気の脳トレ問題を紹介しました。
が、実は、日本全国ご当地自慢脳トレブックに掲載されている問題は、高齢者だけが楽しめる脳トレクイズではありません。
40代、50代の方でも、十分楽しめます。
何故か?
例えば、間違い探しなら、3つまでは、簡単に見つかるけど、あと2つが・・・、という作りになっています。
つまり、簡単そうに見えて、なかなか一筋縄ではいかない問題が混ぜてあるからです。
さらには、頭が固くなってしまっている人は、苦戦してしまう仕掛けまで施されています。
20歳を過ぎれば、毎日10万個ずつ脳細胞が減っていきます。
30歳を過ぎれば、脳のゴミと呼ばれるアミロイドβも溜まり始めます。
さらには、厚生労働省の調べによると65歳以上の3人に1人は、認知症もしくは認知症予備軍です。
認知症は、発症する20年前から、脳細胞の破壊が始まります。
脳の老化も、認知症も知らないうちに始まっているのです。
気がついたら、認知症だった!
なんてことにならないために、45歳を過ぎたら、日頃から脳全体を鍛える脳トレーニングに取り組みましょう!
そして、認知症を予防しましょう!
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